【コトダマ部インタビュー】キミコエ脚本 石川学さん 〜声を“とどける”物語になるまで〜

by Mr.Chaoz (@mrchaoz0103)
2019/08/25

コトダマ部の企画の一つとして、作品に携わった方へのインタビューを提案。
最初は本作で脚本を手掛けた石川学さんにインタビューを依頼したところ快く承諾して頂き、コトダマ部からのインタビューを実施させて頂きました。



まずは脚本を担当することとなった経緯、なんで石川さんにオファーがあったのかを教えてください。

石川 学さん(以下:石川): 俺に実力があったからだよ(笑)

はい、この話おしまい!

石川: 嘘だよ待て待て(笑)照れるな(笑)東北新社さんの新人声優さんで企画が進んでいるということで、最初話が来たんだけど、自分が聞いた時には、すでに進んでいるけどスケジュールの関係とか調整とかで上手くいっていなく、仕切り直ししたいということで、まずアイデアを出してほしいと頼まれました。東北新社のプロデューサーさんと以前短編アニメーション作品で一緒にお仕事したことがあったので、「石川さん手伝ってくれませんか」と連絡を頂いて。最初の打ち合わせの時点では全然本編やるとは思っていなくて、アイデア出しかヘルプみたいなつもりでした。そこで、声優さんのオーディションをして、アイドルを自分たちで作りたいという企画があると初めて聞きました。デビューに合わせてアニメーションの長編の映画を作るなんて凄い企画だなと。新人さんたちを使うアニメーションはいっぱいあると思うけど、それを全部自社で立ち上げて、新人で、しかもオリジナルでやるなんて中々ないじゃないですか。

確かに中々ないですね。

石川: なんか凄い企画だなって。新人アイドルを6~7人くらいで特徴持たせたいっということで、何人かの登場人物が出てきて活躍する話、と言えば戦隊モノが定番だろうと。声の力で戦うとか、そんな感じかなって話から始まって。
最初は学生から、なんだったら主婦ぐらいのところまで、幅広い年齢層のオーディションをするかも、って話を聞いていたんですよ。それで、年齢層に幅のある集まりってなんだろうな?声の力で何かをする女の子たち、しかもいろんな年齢層の女性がいるところってことで、ラジオ会社とかどうかなと提案しました。

なるほど。

石川: 地方でもどこでもコミュニティFM局ってのはあるから、そういう会社どうですかねと。それともう一つ、舞台設定をプロデューサーから明確に「海辺の町」がいいと言うオーダーがありました。ビジュアル的にもいいし、キャッチ―ですし。正直な話、ありきたりだと思ったけど、定番だし、お話にもしやすいし。悪魔が台風を操って襲ってくるのを、海辺の町のミニFM局の少女たちが歌の力で撃退する、みたいな話でプロットを作って持って行ったんですよ。

戦隊モノは残したかった?

石川: 残したかったっていうより、女の子たちが共同で何かしなきゃいけない、だったら戦隊モノが一番自然に戦える、協力しやすい。その時のFM会社の社長役が天使ミカエルみたいな存在で、神様に見放されて堕ちてきた天使、悪魔ルシファーと戦う、みたいな。天使側の女の子たちの親玉が、天使ミカエルなんだ、ってプロットを出したら、一緒に企画制作をやっていたプロデューサーさんが、「やっぱミカエルってカエルでしょ」って言われて、カエルの社長になって(笑)

なるほど…なるほど?そこで駄洒落じゃないですけど、カエルが出てきたと?(笑)

石川: 駄洒落(笑)普通はね、「え!?」って思うじゃないですか。でも自分は企画開発の時に大事なのは、その「え!?」だと思っていて。皆が「え!?」って、惹きつけられた訳で。そういうのが大事だと思って「面白い!入れましょう!」って、社長の大天使ミカエルが姿を変えた形になりました。カエルの姿をしたミカエル社長がやっているミニFM会社、っていうね(笑)それで、なんとなく海辺の町で、鎌倉近辺がいいね、という意見があったんで「湘南でしょうね、やっぱり」ってことで骨格が決まったいきました。
それから自分でロケハンに行って、逗子から鎌倉、江ノ島、大磯くらいのところまでの範囲で、なんとなく思い当たる候補地に行ってみようと。下調べの段階では、江ノ島にはしたくないなと思っていたんです。(作品が)すでにいっぱいやられているし。でも、少し調べてみたら、江ノ電の路面併用軌道区間のことを知って、まずはここを見てみようかなと思って、まず最初に江ノ電腰越駅で降りたんです。腰越で降りて、路面併用区間を歩いて行ったら龍口寺と出会って。龍口寺との出会いが大きかったですね。江ノ電が町の中を走るっていうロケーションも本当素晴らしいんだけど、自分としては龍口寺で、山の上のなぎさとカエルの登場シーンの場所を見つけて、「これいいな」って。それでストーリーが一気に見えてきた気がしたんです。でもまだこの時は戦隊モノなんだけど。

そうですね、まだ学生にもなってないですし。

石川: しかも江ノ島って海の上にあるじゃないですか。あれが例えば悪の拠点でもいいなって。

鬼ヶ島みたいな感じですね。

石川: そういうロケーションが頭に入ってきたんです。ところが最初のプロットを提出してから1ヶ月くらい経った時に、やっぱ台風は良くないという話が出まして……。要するに、その頃大きな水害があって、この映画は夏休みに公開したいというのがあったので、やっぱ直接関係ないと言え、いたずらにやっぱり災害を描けないんじゃないか、公開にも影響あるんじゃないかと意見が出まして、全く違うプロットも検討してみましょう、ということになったんです。「まぁそれもしょうがないな」と思ったんだけど、でもね、その時すでに、自分はロケハン行っていたのでね、もう風景は俺の中で見えていたんです。あのロケーションだったら別に戦わなくてもいいなと思って。それとね、もう一つ事情が変わったのは、声優さん達を選ぶ年齢層を10代後半から20代前半に狭めよう、ということになって。だったら女子高生の話だね、と。

そこから学生にキャラをシフトさせたと。

石川: 自分はロケーションが頭に入っているから、すぐ絵が浮かんだんです。あの町に住む女子高生たちがあの町を駆け回る話だったら全然書けそうだなと。小さい話になりそうだったけど、それもいいなと。とりあえず江ノ電と一緒に自転車で走っている絵みたいなのが浮かんでて、(ストーリー的には)まだトラブルを解決するみたいなのがあったから、例えば台風が近づいているところを自転車でこう一生懸命走り抜けるみたいなのが頭の中にあって。

一応その絵は入っていますよね。(終盤の雨の中、なぎさが蛙口寺に走っていくシーン)

石川: でも全然イメージ違うから。本当はあの辺って坂が多いから自転車を使う町じゃないんだけど、自転車面白いなと。一応台風ネタでもう一回プロットを修正したのと同時に、保険でもう一個のパターンも考えようということになって、それで持って行ったのが、今のキミコエのプロットなんです。ストーリー自体はシンプルな話で、友達のお母さんを言葉の力で救う、みたいな感じのやつを持って行ったんです。結果的にプロデューサーと話し合って、こちらのプロットでいきましょうと、キミコエの原型の方を練り始めたんです。登場人物は全員女子高生で、お話のプロット自体は彼女たちの日常がメインになっていて、何かを解決するのは、実はもうメインストーリーじゃなく、色んなキャラクターを同時並行で出していく環境作りが大事だなとなったんです。メインのプロット、いわゆる紫音のお母さんを目覚めさせるというのは、ものすごくシンプルじゃないですか。それはそれで置いておいて、この物語は一人一人の日常を描くことによって、群像劇みたいにしようって感じになりました。これは俺の中での感じ方だけだから、プロデューサー陣皆の考え方は違ったかもしれないけど。

ただ、今の話で最初構想したものから色々と事情があって、今の物語に落ち着いたってことですね。

石川: そうですね。でも本当、7人の女の子が出てくるだけで全然勝ち目あるなと思いましたよ。

結構環境とか実際のロケ現場に行ったり、背景っていうのも、物語の内容に今の話聞いていても左右されたところがあるのかなと思いました。

石川: やっぱりロケーションがでかかったですね。龍口寺と江ノ電が見つかっただけで、本当にお話はほぼ全部ロケーション的に繋がっているから。

アクアマリンの構想は?

石川: 当初会社って想定していたようなコミュニティFM局はもう作れないなとは思ったですよ。でも、いわゆるミニFM局って存在自体は知っていたから、ミニFM局の実際みたいなのを取材して、今は(一時流行ったミニFMブームの頃よりも)電波法が厳しくなったので、昔のような状態って言うのは難しいんだけど、取材してみたら、いまだに電波の世界って楽しんでいる人がたくさん居るっていうのを聞きまして、なんかこの規模でも全然いけるなって。自然と舞台は小さくなって、あの町の中だけでやれるミニFM局みたいなのがいいんじゃないか、例えばどこか街角の喫茶店でやっている、みたいな感じいいんじゃないんですかねってなりました。「アクアマリン」っていう名前はプロデューサーが命名しました。

それは由来があるんですか?

石川: よく分からない(笑)俺も「アクアマリン」ってストレートすぎてあれだなぁと思ったけど、別にこだわる理由もないし、いいんじゃないのと(笑)
今もう皆馴染んじゃってるけど。

覚えやすいというのはあるんでしょうね。

石川: 海辺の町だし、いいんじゃない、と。そういう感じで皆の意見でまとまっていったんです。

今の話で2点聞きたいことがありまして。まずロケハンしていて龍口寺が自分の中ででかかったと仰っていましたけど、一番有名なシーンである「Wishes Come True」を歌うところ、あそこの流れは石川さんが決められたんですか?ここでこういう歌を流すみたいな。

石川: シナリオでは実は細かい細部が決まってなかった。というのも、実は彼女たちに歌を歌わせたい、歌って踊れるアイドルを目指したいんだというのがありまして、歌が上手いのが第一条件、声がいいのも第一条件。だったら挿入歌も入れたいよね、って話が出まして。一時、ミュージカルはどうだろう?って話もでましたね。でもね、ミュージカルはミュージカルは大変ですよと。自分も書いたことないし、アニメでやるとそれこそ大変で、歌っているところのリップシンクとか、スケジュールの組み方が全部変わる。先に歌(曲)がないといけないし、歌詞は劇中の台詞を歌う訳だから、シナリオがまずあってそれを歌にして、って大変なんですよ。じゃあせめて挿入歌くらいにしよう、と結局なりました。自分の中では、シナリオの内容を、曲にリンクするようなのは時間的に複雑で大変だなと思ったんで、じゃあ曲が入りそうなところは主人公の語りを書いておきます、ってことになったので、(劇中にも)なぎさの語りが結構入っているんだけど、それはそういうことだったんです。おかげでシナリオ的には色んなことが説明できてスムーズはスムーズだけど、歌を入れるスペースに重なっている。それはそういう事情があるんです。

物語の中で歌って言うのは一つ大きなキーワードで入れたかったと思うんですけど、その舞台として最後に蛙口寺で歌うじゃないですか。あれは龍口寺のときのロケハンのときの気持ちがあってそこにしたんですか?

石川: ラストについては、シナリオ会議をずっとやっていたけど、一番揉めていたんですよ。ラストどうやって終わらすか、最後歌になだれ込むって言う何か盛り上がりでありたいよね、ってことなんだけど、最初の企画の記憶があって、何かトラブルが起きないと皆一致団結しない、盛り上がらないよねって。でも今回一致団結の機会がなくなっちゃっていますよねって。それをどうやって作るかってところで見せ場をね、どうしようかと。紫音がああやって反対して、決裂して、アクアマリンが取り壊される、そこになぎさがラジオの機械を拾いに行く、みたいなシーンとかね、色々テストで提案したり。でもなんかいまいちどれもピンと来ないねーと皆で考えていて、最終的にカメラをなぎさ視点からずらしてしまおうと。紫音となぎさが喧嘩して、あそこから紫音目線にになる。紫音の方にカメラ振っちゃえばいいじゃんと思ったんです。アクアマリンが壊されてなんで蛙口寺になるか……正直言って機材があればどこでも(ラジオは)やれる。物語的に一番面白いのは、なぎさの事情を、なぎさが悲しんでいるシーンを描くより、紫音の方にカメラを振って、見ている人にも何が起きてんのか分からない。そこで最後のライブのシーンにつながるんだけど、偶然の産物みたいなものです。アクアマリンがあったら、蛙口寺の境内に人が集まっているシーンは書けないので。アクアマリンにはなくなってもらうしかなかったんです。

必要的な退場ということですね。

石川: 自分の中では蛙口寺でやることより、アクアマリンを潰しちゃうんだってところが重要だと思っていて。紫音の方に気持ちがいっているでしょ?紫音ってね、アクアマリンが潰れて泣けないんだよね、俺の中では。映画の中でも茫然と見ているだけだけど、アクアマリンが潰れても紫音は泣かない子なんですよね。なんでかなって考えると奥が深くなると思うんだけど。なぎさだったら多分泣くんですよ。それはなぎさがああいう泣き虫なキャラってそういう理屈じゃなくて、なぎさなら泣く。でも紫音は泣けないと思う。それはなんでだろう?ってところに注目してキミコエをもう一回見直せば、また違った見方ができるんじゃないかな。小説(石川学 著)はそっちが詳しく書いてあるから、それに気付いたってことは自分の中では大きかったなって。紫音っていうキャラがもう一個あれで膨らんだ気がします。


途中でさりげなく小説の宣伝を挟むところが抜かりない。さすが抜かりない。

石川: 皆ありがたいことに見直してくれているじゃないですか。冒頭から紫音の気持ちで一回見てみると話が全然違って見えるから。

せっかく主要人物が7人いますし、また違うキャラになり切って見てみるとまた別の感想が出てくると。

石川: 最近ネットで見た人の感想で、お母さんを目覚めさせるところに、紫音がきっかけになってないってことにもやもやするって感想があったけど、紫音はあのお母さんに対して「お母さん、目覚めて」って本気で思ってないわけ。絶対に。もっと複雑な想いがあるんだと自分は思うんです。だから最後の雨の日の夜「目が覚めるわけじゃない」っていうのが本音で、どっか諦めている。なぎさは無責任に「目が覚めるんだ」って言うんだけど、それは無責任極まりない意見なんですよね。紫音にとっては。もちろん、更にその上を行く強い気持ちに、人は救われるんじゃないか、って言うのがテーマではあるんですが。そういう目線で見ると、キミコエはもっと面白いんじゃないかなと思うんで、頭から紫音の気持ちで見てもらえたりすると、またもう一段面白くなると思います。

最後はこういう気持ちで見てくれという宣伝で締められましたね(笑)

次の質問ですが、映画には尺ってものがあると思いますけど、限られた時間の中に7人の女の子を詰め込んだわけですけど、もっと時間があればこういう設定を入れたかった、こういうシーンを入れたかったなというのがあれば教えてください。

石川: あの子達全員良い子じゃないですか。最初自分が思った設定は、もっと彼女達はリアルな存在で、恋もしていたし、かえでには彼氏もいたし、もうちょっと彼女たちがリアルなところを描いてみたかったかな。

かえでの恋愛話は青木先生のイラストにストーリー作られていましたよね。

石川: 時々自分、スピンオフ書いているじゃないですか。あれでかえでに好きな人が出来るって話を書こうかなって思っているんですよ。書くか書かないかは分からないけど(笑)

恋愛要素はあえて入れなかったのか、入れるとややこしくなると思ったんでしょうか。

石川: プロデューサー陣も監督も、そういうのは入れないでいこうと、明確に決めてたんですよ。オーディションで選んだ声優さん達、最初の作品だし、生々しい映画にはしたくないって、プロデュースの方針として決めていました。色気のあるシーンも出てこないし。作品のカラーを決めるのは当然ライター1人だけのものじゃないし。青木さんのキャラクターのインパクトは大きかったですね!一気にキャラクターが具体的になった。どこか中性的で、色気というより可愛らしさ全開で。結果的に全部一致したなーって思います。

女性の中で大悟くんが好きだって人もちらほら見掛けますね。そういうキャラの掘り下げを見たいって方もいたかもしれませんね。

石川: まぁね。大悟くんはもうちょっと出てきても良かったかも。

恋愛要素があるとすればまだ大悟→なぎさくらいかなって。

石川: そうね(笑)大悟→なぎさは確実だと思います。あのお話の中のなぎさは子供だから、まったくそういうのに気付けない。

でも途中であやめから浴衣姿でちちくられる姿はありましたね(笑)

石川: あれは本にあったかな、演出のアドリブかも。絵コンテになったやつとかね、シナリオになかったものとか雰囲気で汲んでくれて、そういうとこは良かったんじゃないですかね。スタッフの皆さん、ちゃんと分かってくれているなぁってのが凄く良かったです。

今みたいにいくつかスピンオフで出したいって言うストーリーはありますか?

石川: キャラ作っちゃったからね。頭の中で勝手に動いているんですよ。現実には大学1年生?2年生?俺の中では大学に入ったなぎさの話はあります。

就活しているなぎさとかも見られる?(笑)

石川: まだ就活っていう年齢じゃないけど(笑)

将来を高校の時にもう決めているので、それに向けてどういう勉強をするかって話はあるかもしれないですね。

石川: やっぱりさ、ラジオって声の話だけど、声でやれることってもっといっぱい現実にもあるじゃないですか。相変わらず災害とか伝えるか伝えないってとこの話もあるしね。このコミュニケーション不全な世の中どうにかならないかって思うしね。なぎさの馬鹿正直なところこそが大事じゃないかと思うけど。

やっぱり主人公のなぎさメインで、いくつかストーリーを構想しています?

石川: そんなことはないですよ。7人が皆主人公だから。

そういう意味で言うと、今言ったように7人分、もしくはサブキャラも含めて考えられているストーリーがあると考えていいんですね?

石川: 機会があれば書きたいですね。おかげさまでまだ公開をトリウッドさんでやってくれるじゃないですか。ネットでやったり、ファミリー劇場さんでやってくれたり、その度に皆が鑑賞するわけじゃないですか。そこからまた次の展開があればいいなーって思います。

今いくつも考えているプロットというか、ストーリーがあるので、どこで何をってのはまだ分からないですけど、期待して首を長くして待っていてくださいと?

石川: 何かあるんじゃないんですかね(笑)

それは楽しみに(笑)見た方でもその後に楽しめる期待感もあると思うので、楽しみにしています。

石川: 短いやつをね。誰の話がいいかね。かえでかな(笑)

最後にこれから見てくれるファンと、応援してくださっているファンに対してそれぞれ石川さんの方から心のこもったメッセージをお願いします。

石川: ありきたりだな(笑)今までずっと見てくれた人たち、こうやってHP作ってくれたり頭が上がんないですよ。続きを書けるといいな。

ボイス付きがいいなぁ(笑)

石川: そこはね、色んな大人の事情で(笑)何か恩返しはしたいと思うので、本当にありがとうございます。
これから見てもらう人には、もし気に入ってくれたら1回目見て面白かったら2回目見て、その時にちょっと視点を変えて見てもらうともっと面白いなと思うんで。ついでに小説も観てもらうとさらに面白いと思うんで。

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そこは絶対宣伝入れるだろうなと思っていました。抜かりない。さすが抜かりない。

石川: (笑)いやいや、なんか彼女たちも現実の世界だったら今も生きていて大学生やっているわけだし、ロケ地が実際に腰越の町で、あそこ行くとひょっこり顔出しそうな気のする町なのでぜひロケ地に顔を出してみて欲しいです。
今幸いなことに夏になるとどこかで上映してくれているので、こういう状態が続けばいいなと思うし、続かなくなっても皆さんが希望あればどこでも顔出して一緒に楽しめればと思っているんで。

今はBlu-ray&DVDも出ているわけですし、どこでも見られるわけですしね。

石川: なんかあったらぜひ、どこにでも行きますんで。
という感じでございます。

こんなに足の軽い脚本さん見たことない(笑)

石川: NOW ON AIRの皆が活躍してくれれば多分もっともっと知られていくわけだし、俺はそれが一番望んでいることだし。

本日はありがとうございました。

石川: いえいえ、よろしくお願いします。ありがとうございました。



(インタビュアー:Mr.Chaoz)