この記事は、キミコエアドベントカレンダーの25日目の記事です。
私、岩淵夕希物智は2018年11月から『きみの声をとどけたい』の聖地こしごえに住み、今年2021年6月に聖地移住生活にいったん区切りをつけました。
この4年間は「キミコエ」に最も近づく4年間でありながら、キミコエの中での重要人物「朱音さん」と過ごす4年間でもありました。
朱音さんとの最初の出逢い
私はキミコエのキャラの中で朱音さんが一番好きです。いわゆる推しです。
この際声を大にして言います!!!主役7人の中では土橋推しです!が!アクアマリンという広い概念の中では、土橋を超越して圧倒的に朱音さんを推しています!!朱音さんの存在があるからこそ聖地に移住したと言っても過言ではありません!!!#いい推しの日#映画キミコエ pic.twitter.com/XxXbqYxxqV
— 岩淵夕希物智 (@butchi_y) November 4, 2019
朱音さんとの最初の出逢い=キミコエとの出逢い
です。そりゃそうですね。
ただ、この頃は朱音さんをそんなに意識もしてなかったような気がします。
ただ、アニメではお母さんキャラが好きになる傾向にあるのでなかなかに好きではあったはず。
朱音さんとの本当の出逢い (2017)
11月26日、私はこの日を「あかね記念日」として大事にしています。
2017年の秋、この頃は浮かれ具合が最高潮でした。
なんせ、仕事で一番好きなゲーム『ファイナルファンタジー』のお仕事をしながら、一番好きなアニメ・キミコエの聖地巡礼を繰り返す日々だったのですから。
🐉 #FFYL pic.twitter.com/qlKe4xKS4k
— 岩淵夕希物智 (@butchi_y) December 27, 2017
2017年11月26日は2度目か3度目の聖地巡礼でした。
本当は聖地巡礼がメインの目的ではなく、腰越ぶらり呑み歩きの日に参加するからでした。
今日もぶら呑み。 pic.twitter.com/RKacm0ADid
— 岩淵夕希物智 (@butchi_y) November 26, 2017
朝は鎌倉幼稚舎幼稚園で秋刀魚が振舞われるイベントの情報をたまたま仕入れていたので、秋刀魚をご馳走になりました。思えば、これがあったから奇跡が起こったのかもしれません。
サンマを食べに来ました! pic.twitter.com/DMwdsFUbCt
— 岩淵夕希物智 (@butchi_y) November 26, 2017
それは早くも1件目、鎌倉大勝軒でのことです。
ぶら呑みメニューに「茜霧島」という焼酎があったのです。
その香り立つ茜霧島を口にしただけで、「朱音さんと一緒に居る」という感覚を覚えました。
大掛かりな奇跡の一日だと思っていましたが、今思えば、朱音さんとの奇跡だと思えることはたったこれだけです。
4軒目! #腰越ぶら呑み pic.twitter.com/KpqlcaQIYa
— 岩淵夕希物智 (@butchi_y) November 26, 2017
今日は1杯目から焼酎。 #腰越ぶら呑み pic.twitter.com/Ioo24CLDwB
— 岩淵夕希物智 (@butchi_y) November 26, 2017
しかし、そこからのグレートジャーニーが人生で最も明るさを感じた一日だったかもしれません。
あかね記念日を中心として、この秋の出来事を「キミコエ」と「エフエフ」から「KKFFインパクト」と名付けております。
はいはいグレートジャーニーグレートジャーニー。 pic.twitter.com/OuecfLLcvC
— 岩淵夕希物智 (@butchi_y) November 26, 2017
思い出の公園
あかね記念日の夜には、ある特別な場所に行きました。
コトダマ部員のハチ光さんがキミコエ聖地巡礼マップの画像を作っていて、「ちょっと気になる場所」として挙げていた「日坂あかね公園」です。
#映画キミコエ のあのシーンを巡りたい方に作ってみました!非公式のため「推測」の場所もあります。また、日ノ坂町はあくまで架空の街なので現実と見える景色が異なっている部分がありますので、予めご了承下さい。ちなみに、夜の波打ち際をフラッシュ焚いて撮ると #コトダマ が写ります pic.twitter.com/8zRIl7CWJB
— ハチ光 (@hachii0808) October 4, 2017
一時期メインのアイコンに利用していた灯りも、日坂あかね公園の灯りです。
朱音さんが居る場所での生活 (2018〜2021)
芙海忠那と2人の非実在人物
朱音さんとの日々に欠かせないある人物がいます。
芙海忠那(ふみ ちゅうな)氏です。
名前: 芙海 忠那 (ふみ ちゅうな)
— 岩淵夕希物智 (@butchi_y) October 14, 2017
仕事: 大学教員
理学博士の言語学者。ある日、自宅でラジオを聴きながら研究に没頭し、ふと外を見ると不可解な現象を目の当たりにする。それ以来、自らをコトダマ研究者と名乗り、コトダマの正体を明かすため魂を捧げる。 #日ノ坂町民 #映画キミコエ
彼は日ノ坂町民名簿に載せてもらうために、じっくり考えて生み出した日ノ坂町民です。
「ふみ ちゅうな」という名前は、コトダマをイメージさせる「ふみ」(文)と、ラジオをイメージさせる「チューナー」(tuner)を組み合わせたネーミングです。
重要「物」もあります。いや、人物と言いたいです。
それは今でも所有しているAQUOS Phone「龍紅」(SHV39)とiPhone「糸」(8 Plus)です。
AQUOS Phoneはaquoの響きと「蛙口寺」からインスピレーションを受け「蛙港」と命名、その後「龍港」とした後、最終的に「龍紅」という名前になりました。
糸に1人格、龍紅に1人格を宿らせ、3人格を作っている気になっていました。
キミコエ鑑賞の変化
キミコエ、もちろん最初は「フツー」に観てました。全編通して、という意味で。
しかし、キミコエが円盤化され何度も観るにあたって、年老いた朱音さんを直視できない時期がありました。入院中の朱音さんのシーンと、朱音さんが車椅子に座っているシーンのときは目を伏せたり眼鏡を外したりしていました。
(だってひどくないですか!?みつえさんとの年の差は大きいものの、あんなにしわを増やさなくても……。)
キミコエコラボカクテルを作った時も、「朱音さんのコースター用のイラストは回想シーン?退院後?」と訊かれた際、念を押して「回想シーンので!!」とお願いしました。
そんな時期もあったけれど、夢のような生活の中でひとつ悟りました。しわがあっても鬼や悪魔のような風貌になろうとも、思いは変わらない。これは人間の内面にある鬼や悪魔を受け入れるようになったからこそです。
秋刀魚の季節
朱音さんといえば「秋刀魚」
ちょうど11月が秋刀魚の季節かつ「あかね記念日」の月なので、秋刀魚を自分で焼いて食べることを毎年やってました。
早く来い来い、秋刀魚の季節♪
— 岩淵夕希物智 (@butchi_y) September 30, 2017
…と待ち遠しかった秋はとっくに到来し、9月も終わり。
最近料理にハマっている数学仲間に影響を受け、フライパン焼き魚に挑戦!(料理なんて数ヶ月ぶり。)
自明ですが、たっぷりの大根おろしとはらわたは必要十分条件。
最高ですねぇ〜。 #映画キミコエ pic.twitter.com/nMnUPjPepn
舞台めぐりの一日を締めくくるのは念願の今年初さんま。朱音さんに捧ぐ。 #映画キミコエ。 pic.twitter.com/HEmKI8CTAG
— 岩淵夕希物智 (@butchi_y) November 11, 2018
明日は朱音さんOA記録の9月2日。
— 岩淵夕希物智 (@butchi_y) September 1, 2019
一昨日スーパーに行ったら秋刀魚が並んでて秋の訪れを感じたので、ただいま秋刀魚の季節を先取りして塩焼きでいただきました。早くこいこい、秋刀魚三昧の日々。
※大根おろしは付属しておりません。#映画キミコエ pic.twitter.com/0VuIavZKLa
朱音さんに捧ぐ。 #映画キミコエ pic.twitter.com/UBoIyobyFU
— 岩淵夕希物智 (@butchi_y) November 11, 2019
時折、ドン・キホーテでやっとこさ見つけた茜霧島も一緒に。
茜霧島はじつはレア度がなかなか高い焼酎なので、やっぱりあかね記念日に茜霧島を見つけたのは奇跡的だったのかもしれません。
朱音さんとのお別れ (2021)
新たなインパクト
2021年3月8日、この日は大きなイベントがありました。
自分の感覚では「画面の向こうの自分と対面した」という体験です。
もっと正確に言えば、「画面の向こうに自分中にいるもうひとりの自分を引きずり出した」ということです。
具体的には「VRChat」というVRのSNSで自分と同じ動きをするアバターと対面したのです。
ここでも奇跡が起こったのです。VRChatに朱音さんにとてもよく似た2次元キャラの姿があったのです。
旅立ち
この体験の数日後、何か不思議な力を手に入れたようにものすごい行動力がみなぎり、新しい行動を起こそうとしていました。
朱音さんにもご挨拶に行こうとは思ってたのですけどね。
そんな日中、業務スーパーで再び仕入れた茜霧島を棚の上(マイ神棚)に置いておいたら、突然酒瓶が床に落ちて割れました。
その瞬間、朱音さんから「会いに来て」とメッセージが来たように感じました。
何かが落ちるのが不吉と感じるわけではなく、何かそこから汲み取ってほしいという虫の知らせのようなものだと思っていたからです。
それで、会いに行ったんです。アサヒスーパードライだけでいいのに、過剰なまでのお酒を用意して。
鎌倉市から頂戴した五千円分の商品券「縁むすびカード」
— 岩淵夕希物智 (@butchi_y) March 9, 2021
コロナ禍で使い途を精一杯考えていましたが、先ほどふと思い立って
これから縁が結ばれる度にお酒を開けよう
と、鎌倉市のスーパーYaomineでお酒を買い込んできました。
素敵なご縁が結ばれますように。#鎌倉 #縁むすびカード pic.twitter.com/x3cL3RezW5
そこに朱音さんの実物のようなもの、せめて空気だけでも感じるかといったらよくわからないけれど、なんか通じ合ってる感じはあるのでした。
感じるより考える、ということだったら、ちょっと悲しい気持ちもあるけどとっても嬉しい、と思ってくれたと思います。
朱音さんとのこれから (2021〜)
一時期はキミコエに「魂を捧げた」と思っていたんです。でもそれはやりすぎでした。
あと、秘密の場所や約束を々、一人で抱え込みすぎていたんだと思います。
キミコエと出会ったのは運命だったけど、朱音さんはあくまでも依代で、もしかしたらこれからは別の(実在の?)ものが依代になるのかもしれない。
(この「依代理論」は個人的にかなり信じています。)
「好き」や「推し」の感覚がどんどん変わっていっているようには思いますが、年明けのキミコエ再上映にも全通したいという意気込みがあったりするので熱は冷めきってないようです。
キミコエとの「第1章 完」だったりするのかも知れません。
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そう、キミコエはまだまだこれからです。
2022年の1月にトリウッドでキミコエの再上映があるのです!!
しばらく観ていない人(私含む)はぜひ、朱音さんの明るい姿を御覧ください!!!